ターミナルからjavaコマンドやjavacコマンドを実行する場合は、JAVA_HOME環境変数でJavaのバージョンを指定します。bash, zshの場合は.bashrcや.zshrcに記載してsource .bashrcなどで反映させます。以下の指定では、1.8系で最新のものが利用されます。
export JAVA_HOME=`/System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions/A/Commands/java_home -v "1.8"`
とりあえずインストールされている最新版を使いたいという時は、-vのバージョン指定が不要です。
export JAVA_HOME=`/System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions/A/Commands/java_home `
あまり用途はないと思いますが、細かいバージョン指定もできます。
export JAVA_HOME=`/System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions/A/Commands/java_home -v "1.8.0_65"`
「システム環境設定」はJavaアプレットに関する設定なので、以下の手順は有効ではないですが、残しておきます。
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(以下は2013/1/14記載。ターミナルから実行する)
前回の続きです。
インストールされている1つのJDKの中のjavacとjavaが使えているのかよくわからないので、とりあえず、「システム環境設定」から「Java」を選んで確認してみます。
すると、セキュリティ・アップデートを促されます。
アップデートが終わるとJava 7になったはずなんですが、「ターミナル」上では1.6のままです。インストールされたパスが異なるようです。
Mac:~$ java -version java version "1.6.0_37" Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.6.0_37-b06-434-11M3909) Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 20.12-b01-434, mixed mode) Mac:~$ which java /usr/bin/java Mac:~$ ls -l /usr/bin/java lrwxr-xr-x 1 root wheel 74 10 20 02:05 /usr/bin/java@ -> /System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions/Current/Commands/java
おそらくJDK 7はインストールされていないので、せっかくなので最新化します。
インストール手順はこちらです。バージョンを確認してみると、javacもjavaも1.7.0_10になってました。またhelpも日本語になりました。
他のバージョンのJDKを使いたい場合は、/usr/libexec/java_homeコマンドで